ダンゴウオの仲間はカサゴ目のひとつのグループで、日本の近海に生息するのは10種類とされています。いずれもずんぐりとした体をしていて胸鰭(むなビレ)が吸盤状になっています。泳ぎ方はそれほど上手ではなく、通常はこの吸盤を使って岩などに吸着しています。彼らは冷たい海に棲んでいます。ダンゴウオは関東地方でも冬に見られますが、多くの種類は北海道や東北などでしか見ることはできません。その姿は非常に愛らしいことからダイバーにはとても人気が高く、写真派ダイバーには絶好の被写体です。このコースではそんなダンゴウオの見つけかたテクニックを紹介します。
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ダイバーに人気の高い魚類ダンゴウオ(カサゴ目ダンゴウオ科)の生態を観察する為の知識やダイビングの手順、テクニックを学びます。ダンゴウオウォッチングの楽しさを存分に味わえる楽しいコースです。また、ダンゴウオが生息する海域やその環境の紹介、ダンゴウオ以外の水中生物についての解説もあり、ダンゴウオのエサとなる生物の観察も行います。もちろんダンゴウオを見つけるテクニックも紹介いたしますので、次にダイビングする時は自分達だけで見つけてあげましょう。 |
■このコースの達成条件
ダイブ1 1. ダンゴウオが生息出来そうな水域の環境(水底構成物・深度)を調査する。 2. ダンゴウオの捕食対象物を見つける。又は、捕食対象生物のいそうな場所(水底構成物・深度)を観察する。 3. 出来るだけ水中動生物を妨げないようなダイビングテクニックをデモンストレートする。
ダイブ2 1. ダンゴウオを見つける為に適当なダイバー同士の位置取りを話し合いデモンストレーションする。 2. ダンゴウオを発見した際のバディシグナル・バディコミニュケーション方法をデモンストレーションする。 3. ダンゴウオの個体数の減少要因となる水底環境の観察・調査を行い、その原因を考察する。
■ダイブ数 2ダイブ (U/Wナチュラリスト・アドベンチャー・ダイブをダイブ1にカウントすることができる。ナイトダイブでの実施も可。但し、アドヴァンス・エレクティブナイト、ナイトSPまたは同等資格保持者。)
■最大深度18m(推奨深度6〜12m) ■参加前条件OWD ■人数比8:1 |
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